エンゲディ国立公園より撮影
イスラエルの著名な歴史学者 ヨセフス・フラビウスによると、クレオパトラは死海のミネラルに魅せられ、ローマ帝国のアントニオに忠誠を誓ったその報償として死海資源の独占権を要求したほどで、彼女の美しさの秘密は死海の水にあったのではないかとの説を発表しています。
死海沿岸にあるエンゲディの近くにはクレオパトラが化粧品を作ったと伝えられる工場跡地が残されており、オリエントやローマに向け化粧品の生産を行ったと言う記録もあります。また、古代ユダヤ帝国のヘロデ大王(在位 BC37-4)は持病であった皮膚疾患を死海の温泉で完治させたと伝えられています。
このように、この海は、『死海』と言う恐ろしい名前が付いているにも拘わらず、約 4,000年も前から「生命」と「癒し」の源として、またその海水はその地域の特殊な気候条件と相まって美容・健康および皮膚病・傷その他多くの病気に有効であることが認められ、今日に至るまでその効果は世界的に高く評価されてきております。ちなみにイスラエルでは『死海』を「塩の海」と呼んでいます。

